スクワットは古代ギリシャの時代から、
運動やトレーニングの一部として行われてきたことが知られています。
【スクワットの基本的な形】
1、足を肩幅より少し広げ、つま先をやや外側に向けて立ちます。
2、腕は前方に伸ばしてバランスをとり、背中をまっすぐに保ちます。
3、お尻を突き出し、膝を曲げながらゆっくりと下ります。膝がつま先よりも前に出ないように注意します。
4、太ももが床と平行になるか、それよりも少し下がるまで下ります。
5、その後、ゆっくりと立ち上がります。この際、脚の力で力強く立ち上がるようにします。
一般には手の動きを加えて勢いを付けたりはしないで、
このシンプルなしゃがみ座りと立ちを繰り返していきます。
現在は加重・自重ともに世界中で盛んに行われているトレーニングで、
別名『エクササイズの王様』とも呼ばれています。
そう呼ばれる理由はいくつかの要因があります。
■全身の大きな筋肉を効果的に鍛える
脚の筋肉だけでなく、腰、背中、お尻、さらには核（コア）の筋肉など、
全身の大きな筋肉を効果的に鍛えることができます。
これにより、身体全体の筋力とバランスが向上し、身体機能全体の改善につながります。
■機能的な動きを模倣する
日常生活やスポーツにおいて必要な動き（例: 座りから立ち上がる、重い物を持ち上げるなど）を模倣する動作であり、
このような機能的な動きを改善するのに効果的です。
そのため、身体の動作能力やパフォーマンスを向上させるのに有効です。
■ホルモンの分泌を促進する
大きな筋肉を動かすことによって、成長ホルモンやテストステロンなどの重要なホルモンの分泌を促進します。
これにより、筋肉の成長や修復が促進され、身体のリカバリーが助けられます。
■エネルギー消費が高い
大きな筋肉群を動かすため、一度に多くのエネルギーを消費します。
そのため、有酸素運動としても効果的であり、脂肪燃焼や体重管理にも役立ちます。
以上の理由から、スクワットはトータルで効果的なトレーニングとして位置付けられ、
「エクササイズの王様」と称されています。
スクワットはシンプルな動作を繰り返すトレーニングですがその種類は豊富にあります。
また、ダンベルやチューブなどの器具を使えば負荷を調節することができるので、
トレーニング初心者から上級者まで幅広く取り入れやすいです。
ぜひ、さまざまなスクワットの種類を試してみてください。
ダンベル
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