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カフェインの摂りすぎに注意⚠

1年で最も寒い時期に入り、ホットコーヒーが美味しい季節ですね♪
コーヒーに多く含まれている成分として知られている「カフェイン」ですが、
過剰に摂取しすぎると、身体にあまり良くないことはご存じでしょうか?
今回はカフェインについてお話ししたいと思います。

【カフェインとは】
コーヒー豆、茶葉、ココア豆などさまざまな植物に自然に存在しています。
カフェインは、脳や神経系に影響を与え、覚醒や注意力の向上や疲労の軽減などの効果があります。
また、腎臓の血管を拡張させる働きがあり、それによって血液の巡りが良くなります。
血液は尿の生成にも関わっているので、それに伴い尿量も多くなるため、利尿作用の働きもあります。

【カフェインが含まれているもの】
・コーヒー
・紅茶
・玉露
・ウーロン茶
・エナジードリンク
・チョコレート
・コーラ飲料 など

また、カフェインの作用を利用した市販の頭痛薬や風邪薬にも含まれていることがあります。

【カフェインを摂るメリット】

■覚醒と注意力の向上
中枢神経系に作用して覚醒を促進し、注意力を向上させることがあります。
これにより、一時的に集中力を高めたり、眠気を和らげたりすることができます。

■認知機能の改善
カフェインは認知機能を向上させる可能性があり、
情報処理や記憶力に良い影響を与えることが報告されています。

■運動パフォーマンスの向上
カフェインは脂肪酸を解放し、筋肉の収縮を改善するため、
運動能力や持久力を向上させる効果があるとされています。

■抗酸化作用
カフェインには抗酸化作用があり、細胞を酸化ストレスから守る可能性があります。
これにより、一部の疾患や老化の予防に寄与するかもしれません。

■頭痛の緩和
一部の頭痛薬にも含まれることからわかるように、
カフェインは血管を収縮させることがあり、特に血管性の頭痛に対して緩和の効果があるとされています。

【カフェインを過剰に摂取するとどうなる?】

■不眠症
カフェインは覚醒を促進するため、
摂りすぎると寝つきが悪くなり、不眠症の原因となる可能性があります。

■神経過敏症
過剰なカフェイン摂取は神経系を刺激し、神経過敏症の症状を引き起こすことがあります。
これには不安感、興奮、神経質さが含まれます。

■頭痛やめまい
カフェインの急激な摂取増加や急激な減少は、頭痛やめまいを引き起こす可能性があります。

■胃腸の不快感
過剰なカフェイン摂取は、胃酸分泌を増加させ、
胃腸の不快感や胃痛を引き起こすことがあります。

■心拍数の上昇や不整脈
カフェインは心臓に刺激を与え、心拍数を上昇させることがあります。
過剰な摂取では不整脈のリスクが高まる可能性があります。

■尿量の増加
カフェインは利尿作用があり、摂りすぎると尿量が増加することがあります。
これにより脱水のリスクが高まります。

■中毒症状
過剰なカフェイン摂取により、中毒症状が現れることがあります。
これには手の震え、不安感、不眠症、頭痛などが含まれます。

カフェイン中毒

一般的な成人のカフェイン最大摂取量は、1日400mgが目安です。
コーヒーには、100mlあたり約60mgのカフェインが含まれているとされています。
そのため、1日あたり200mlのコーヒー3杯程度に収めるようにしましょう。

特にエナジードリンクは、1本の中にコーヒー数杯分のカフェイン量が含まれていることがあるので、
飲む前に必ず成分表示を確認しましょう。

また、妊娠中・授乳中の方や子どもなどは、
カフェインの摂取は最小限に抑えたほうが良いとされています。
最近はカフェインレス飲料も販売されているので、
それを上手く活用するのもいいかもしれません。

様々なものにカフェインが含まれているので、
過剰摂取にならないように気をつけましょう!